青森ツーレポ(11)八甲田
2013-05-02


さて、三内丸山遺跡で十分にお利口さんになった後、下北半島周回コースを地図でまじまじと
眺めておりましたが、寒さと天候を考えると北上していく気にはなれませんでした。

それでも北上して、真の “北のはずれ” 大間崎で一泊するか、下北半島を諦めて南下し、
十和田で一泊するか、どちらかの選択となりました。
実は下北の大湊というところに、知り合いの実家があり、GWで帰省している可能性がありました。
もし、帰省していたら北上して会いに行こうと思いましたが、電話しても繋がらず、
それで北上していく意志が消え去りました。十和田には素泊まりの部屋があるので、
電話予約を済ませ、最短距離で十和田に向かうことに決定します。

↓下の図のように、八甲田山麓を抜けていくルートです。
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赤丸のところに、雪中行軍遭難者の銅像があります。
中学のとき学校で観に行った「八甲田山」が思い出され、訪れる気満々で出発しました。
「天は我々を見放したぁ〜」っていう、アレですね。1977年の映画です。
 ↓
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青森市を南下していくと、徐々に標高が高くなっていきます。
ついには、こんな↓世界に到達してしまいました。。
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「岩木山展望所」と「八甲田除雪基地発祥の地」という標識がありました。
積雪は1mを軽く越えてます。当たり前ですが寒いです。

でもこれは除雪で積上った雪です。まだ行軍は可能と判断し、前進します。

↓天気がよければ、さぞや気持ちよく走れたでしょうに。。
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冬用のグローブをしてはいますが、指がかじかんで感覚がなくなってきます。
時折バイクを停め、エンジンを触って手を暖めながらの行軍です。
「八甲田山」のテーマが脳裏に流れます。
行く先の雲行きもかなり不気味になってきました。

↓国道から県道に乗り換えます。
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この県道を5kmほど進むと銅像があるはず。。
でも上り道になってます。これ以上標高が高くなるとヤバいかも。。。。

ここでしばし考えました。引き返すことも考えましたが、ここまで来た以上は運を天に任せよう。
そう思って前進です。


上りはさらに続き、ついには↓こんな状況に。。。
禺画像]

八甲田山を半周するルートを、ほんの数km進んだだけでこの状況です。
これではこの先、八甲田を抜けるのは不可能と判断せざるをえませんでした。。

さすがは八甲田。

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