石垣は見事な野面積みでございますね。
散策をしてみると、ここが小諸城址よりも懐古園と呼ばれる方が多いのがうなづけます。
近代公園として現在も利用され続けているからなんでしょうね。
実はここを小諸城として偲ぶには、まったく別の角度から観なくてはならないことに気付きました。
そのためにまずは小諸城の全景をご覧ください。
↓これです。
線路と小諸駅を挟んだ向こう側に大手門があります。
小諸城は鉄道で分断されているのでした。
これが懐古園の入口が「三の門」である理由です。
それを実感するために大手門から懐古園までをたどってみることにします。
↓これが小諸城の正門、大手門。
1612年建造。もちろん重要文化財でございます。
↓この大手門の前は、まだかろうじて城らしさが残っています。
しかし、20mほど進むと↓こんな風景に。。
かつてはここは小諸城内だったんですよねぇ。。
↓さらに直進すると、奥に懐古園が見えてきます。
右側の建物は小諸観光協会です。またアニメがアピールされてますね。
↓さらに直進すると線路にぶち当たります。
線路の向こう側に行くには地下道と高架橋があります。
↓高架橋から見るとこう。
赤丸がさっきの写真を撮った位置です。
左側が懐古園の入口(三の門)です。線路際にあるんですよねぇ。
ちなみに小諸駅は↓これ。
かつてはJR信越本線の駅でしたが、長野新幹線開業で小諸は素通りされることになってしまいました。
新幹線の最寄り駅は佐久平駅になります。
現在の小諸駅は、しなの鉄道とJR小海線の駅として機能しています。
では戻って、地下通路を行きます。
↓そして地下通路を出るとすぐに懐古園の入り口となります。
小諸城の分断されっぷりが実感できましたねぇ。。
分断はされていますが、大部分が懐古園として現存しているのでまだ小諸城はいい方です。
我が町・川越城ではほぼ跡形もなく、消滅してしまってますから。。
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