青森ツーレポ(18)江刺
2013-05-04


2013年5月4日(土)

旅の予定は特に決めていませんでしたが、終わるに十分な達成感は得られました。
よって今日をこの旅の最終日とします。

昨日、助けられたのは↓ここ。
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東北地方に3店舗あるマースという浴場施設のうち、唯一24時間営業やってる店舗です。
最終日ですから、本来ならここから一直線に埼玉を目指すべきなんですが、
昨夜、ツーリングマップを見ていて魅惑的なスポットを見つけてしまいました。←こればっかし。

「藤原一族ゆかりの地・江刺」
です。

藤原とは奥州藤原氏のことです。2011年、世界遺産に登録された平泉が近くにあります。

平安時代の後期、平泉は平安京に次ぐ日本第二の都市でした。
その平泉を作り上げたのが、藤原清衡(きよひら)です。
朝廷の支配を受けずに独自に都を築き上げたんですから、彼の功績はもっと評価されてもいいと思うんですが、
いまいちメジャーに成り切れてないところが逆に魅力的であります。

その藤原氏を知るいい機会です。期待を抱いて江刺を訪れました。
昔は江刺市でしたが、今は水沢市と合併したので奥州市江刺区になっています。

ところが訪れてみると。これ↓
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前日から「第40回江刺甚句まつり」が始まっており、今日はその本祭りの日。。
中心街は通行止めになっていました。。。
バイクを降りて散策するという手もありましたが、さすがにそんなパワーはなく、
街並み拝見は諦めました。
少し離れた場所に郷土文化館があったので、そこへ行くことにします。

そこで展示されていたパネルで楽しかったのが、
これ↓
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弥生時代の水田跡の遺跡です。なんと可愛い水田なんでしょう。
この耕地面積で収穫量は十分だったんでしょうか。。
ここ江刺は、藤原氏のみならず、ジョーモン遺跡も弥生遺跡も結構あるみたいで、
実に懐の深い場所でございました。
街並み拝見は叶いませんでしたが、江刺では多くのことを学びました。
ちなみにこの反町遺跡というのは、埼玉県にも同名の古墳時代の遺跡があります。


とりあえず、帰りがけにお約束の駅前拝見に伺います。
最寄り駅は東北新幹線・水沢江刺駅です。
 ↓
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新幹線駅はどこでも似たような外観になりがちですが、ここはちょっとシャレたデザインになってます。

その駅前には、↓こんなものがありました。
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昭和22年と23年の台風時の洪水の水位が記録してあります。
昭和22年がカスリン(キャサリン)台風。23年がアイオン台風。
同じものは、去年、平泉駅前でも見ました。
台風に英語名が付いているのは、当時、日本が占領下にあったためです。

この辺りは昔から川の氾濫による水害が多いところなんだそうです。
北上川に和賀川・胆沢川を始めとして大小多くの支流が合流するのに加え、

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