最後の一般公開日

今回はかなりローカルなスポットのレポートです。
このスポットを訪れるきっかけは、11月25日の産経ニュースでした。

唯一現存している最後の旧陸軍飛行学校「桶川分教場」来月閉鎖（11.25 産経）
旧陸軍飛行学校で木造兵舎や車庫、便所など一群の建物が唯一現存している「旧熊谷陸軍飛行学校桶川分教場」 （埼玉県桶川市）が、耐震性不足を理由に１２月から公開を中止することが２４日、同市などへの取材で分かった。市は同校一帯を整備した上で将来の公開再開 を予定しているが、閉鎖期間は未定という。

桶川というと、自宅・川越のお隣です。そんなところに全国唯一の歴史的スポットがあったなんて。。。

調べてみると、公開しているのは土日祝日のみ。それが12月から公開中止ということは、11月29日（日）が最終公開日ということになります。

行くしかないでしょう。これは。

最終公開日に行ってまいりました。もちろんバイクで。

場所は↓こちらです。

いや〓、マジで近いです。今の今まで知りませんでした。。
余談ですけど、川越駅・大宮駅・桶川駅は見事に正三角形に位置してるんですね。

↓さらに拡大してみます。

飛行学校ですから、滑走路が必要ですが荒川の河川敷に滑走路があったようです。
今はそれがホンダエアポートとして機能しています。

↓ちょうどセスナ機が着陸するところ。

↓セスナ機がたくさん並んでます。

↓入口は県道12号沿いにあります。今まで全く気が付きませんでした。

↓よく見れば、こんなに立派な看板だったんですね。。。

↓さらに進むと曲がり角にも二つの看板が。

実に丁寧な案内です。気が付かなかったのが申し訳なく思えてきました。
そしてその先に見えてきたのが、↓これです。

特に駐車場があるわけでなく、敷地内に適当に停めるという感じです。

一番手前の建物が↓これ。

看板には「熊谷陸軍飛行学校桶川分教場跡」とあります。

開校は昭和11年（1936年）ですから、79年前です。
建物自体は開校の前年に建てられているので、80年前の建物ということになりますね。

↓角度を変えると、より一層歴史を感じます。