午後4時にエアーパークを出ましたが、まだ日没までには時間がありますので南下することにします。
目指したのは、↓中田島砂丘です。
私のツーリングマップには「遠州大砂丘」と載っていましたので、これは観ておかねばと思ってやってきました。
三大◯◯というフレーズに弱い私ですが、ここも日本三大砂丘の一つなんだそうです。
でも調べてみると、鳥取砂丘・中田島砂丘・鹿児島県吹上浜・千葉県九十九里浜の4つが挙がってます。
吹上浜と九十九里浜は行ったことがありますが、とても砂丘のように見えなかったんですけどねぇ。。
さて、この中田島砂丘はどうでしょうか。
↓これが入り口。
ちゃんと無料駐車場完備で観光しやすくなってます。
↓砂丘に出てみます。
5月に訪れた鳥取砂丘のインパクトがあまりにも強かったので、ショボい印象は拭えません。
でもさすがに、↓これと比較するのは可哀想ですよねぇ。。
鳥取砂丘ではあまりに体力使いそうなので結局遠目に眺めるしかできませんでしたが、この砂丘なら向こうまで無理なく行けそうです。
↓見渡すとやたらと柵があるのが目立ちます。
この柵の解説が所々にありました。↓
堆砂垣(たいさがき)というらしいです。砂が飛んでいくのを防ぐものなんですね。2006年から設置されているそうです。
その他にも、砂が多いところから少ないところに運んだりと砂丘を痩せさせない努力をしているようなのですが、根本的な原因は、天竜川の上流にできたダムに よって、砂丘への砂の供給が減ったことだそうです。調べてみると、天竜川水系に合計19のダムがありました。つまりはダムに砂が堆積してるってことです。現在、国土交通省で「天竜川ダム再編事業」が進められていて対策が進行中です。
さて、控えめな高さの砂丘の向こう側です。↓
遠州灘が見えてきます。堆砂垣がかなり砂で埋もれているのがわかりますね。
↓三谷幸喜監督の「清州会議」(2013年)では、この砂丘でロケが行われています。
堆砂垣が映ってますね。もちろん安土桃山時代に堆砂垣はありませんでした。
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