思わずダムフェチになりそうな今日この頃ですが、前回のレポートを見た人から、
「ダムカードというもんがあるで。」
という情報をいただきました。興味津々で調べてみましたら、確かにありました。
平成19年から国土交通省が音頭をとって、全国293ヶ所のダムで配布しているそうです。
黒部ダムのはこれ↓
統一デザインで全部で293枚か。。。気の遠くなる話やな。。。
。。と思ってたら、やっぱりあるんですねぇ。
↓こういうのが。
カタログブックです。平成22年に出版されています。
需要のあるところに供給あり、ですか。。
いやはや、世の中は広い。。
さて、今回はダム周辺の模様をレポートします。
黒部ダム駅に到着後、乗客はそのままダムへ向かうか、展望台へ向かうかの選択を迫られます。
展望台へ向かうには、長ーい階段を上がっていかねばなりません。
職員の方が「長いですからねー」と、しきりに警告していました。
↓これがその階段。ご丁寧にあと何段あるか知らせてくれてます。
途中で二ヶ所の休憩スペースがあります。
この階段をクリアした人だけが展望台↓に立つことを許されるのです。
ここから同じく長ーい長ーい階段を下りていくとレストハウスです。
↓
ここが黒部ダムの一番にぎやかな場所。
中央奥に見えるのが黒部ダム駅に通じるトンネル。右奥に見えるのは殉職者の慰霊碑です。
↓殉職者の数は171名。全員の名前がプレートに刻まれていました。
そのプレートを感慨深げにカメラに収める外人さんがいました。
手を合わせてた人もいました。
さすがにここに来ると、「コンクリートから人へ」という言葉は言えなくなりますね。
運良く50周年ということで、特別展示が行われていました。
↓
くろよんの愛称を使ってますね。なんでひらがななんですかね?
けろよんと間違いそうです。(ちなみにケロヨンは47周年。)
↑47歳。
中では黒部ダム建設の歴史がパネル展示されています。一番奥では動画上映も。
別に50周年とかにこだわらず、常設すべきだと思います。
ダムの向こう側まで行って、位置関係を収めておきました。
赤矢印が展望台。黄矢印が展示会場です。↓
ものすごい高低差があります。お年寄りにはきっついかと思います。
是非とも体力のあるうちに訪れることをお勧めします。
最後はこの写真を。↓
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